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タバコ

電子タバコについて

一時期に一瞬だけ流行って直ぐに廃れた電子タバコですが、近年に再びVAPEと呼ばれ流行しそうな兆しがあります。このVAPEと呼ばれる電子タバコは禁煙に有効なのか、またタバコと比べて害はないのかについて書いていきます。

電子タバコに過度の期待は禁物

このページを書いているのが2015年だが今から5、6年前かもっと古くに電子タバコが話題になった事があった。当時から完全無害とまでは言われていなかったが普通のタバコよりもずっと害が少ないとしてちょっとだけ流行った記憶がある。タバコの煙と殆ど変わらない蒸気が出るがタールやニコチンを含まずタバコのように吸える、そんな夢のようなアイテムに私はすぐに飛びついた。

電子タバコ そして左の写真が当時私が購入した電子タバコだ。電子タバコがどのような物か詳しく分からなかったのでネットの評判が良く、それでいて価格の安い物を選んだ。確かAmazonで3,000円弱で販売されていた記憶があるが、当時の電子タバコは大体左のように普通のタバコを模したデザインでタバコと同サイズの物が主流だった。本体の白い部分はバッテリーとなっており専用のUSB接続ケーブルを使って充電が可能で、吸い口の茶色の部分が蒸気の元が詰まったカートリッジという構造になっている。このカートリッジを取り換える事で蒸気の元のリキッドを補充するという仕組みだ。

さて、肝心の使い心地だが初めて使った時は普通のタバコの煙と同等の蒸気が出て凄いと感動したが、本当にただそれだけのオモチャだった。タバコと同等の蒸気は視覚的には楽しめたが、タバコと比べると吸い応えが皆無だった。つまり全然タバコの代用になるような物ではなかったという事だ。ニコチンもタールも含まれていないのだから、そんなの当然と言えば当然だろう。しかも本体その物が中国製なのはいいとして、カートリッジ内の蒸気の元になるリキッドも中国製で非常に危険性が高い事が一部で指摘されていた。こんな物で簡単に禁煙出来たら苦労しない。結局1週間もしない内に机の引き出しにしまった記憶がある。

そもそも電子タバコに興味を持つ人はタバコを止めたいと考えている喫煙者が殆どで、タバコを止めたいと考えている喫煙者は健康に不安を感じている人が殆どだ。例えショボくても健康的にマシな電子タバコで我慢しようなんて考えで禁煙に挑戦する人はいるかもしれないが、電子タバコ用のリキッドを調査した際にニコチン無しだと思っていたらニコチンが含まれていたり発癌性物質のホルムアルデヒドが含まれていたという事例も多く発表されている。つまり電子タバコは普通のタバコと比べて安全性が高いなんて事は決して言えないし、最悪普通のタバコを吸っていた方がマシという可能性もある。電子タバコだから安全という幻想は捨てるべきだ。

新世代の電子タバコ

旧世代の電子タバコにガッカリした人の多くは二度と電子タバコに手を出すまいと考えている事だろう。しかし新世代のVAPEと呼ばれる電子タバコには一見の価値ありだ。因みにVAPEという英単語は蒸気を意味する言葉で旧世代の電子タバコと同様に蒸気を吸う構造は同じだ。しかし新世代の電子タバコの蒸気の量は旧世代の物と比べると半端ない。普通のタバコの煙の2倍か3倍、物によってはそれ以上の蒸気量に圧巻される。喫煙者であればその蒸気の量を見ているだけでも爽快に感じるだろうし、一度吸ってみたいと思うに違いない。

電子タバコ そこで私は以前の失敗にめげずに最近の電子タバコに再び挑戦してみた。左は2本で3,500円程度で販売されているKangerTech社の初心者向け電子タバコのEVODだ。旧世代の物と比べるとかなり大きいが、近年流行している電子タバコと比較すると小さい方だ。因みに電子タバコと言えば国内では何故かKAMRY社のX6だとかX7、X8が売れているようだがあれは初心者騙しの商材らしい。電子タバコには偽物も多く流通しているそうだが、KAMRY社の電子タバコは本物でも不良品率が高く品質が悪いのだとか。私は実際に持っていないので何とも言えないが健康被害に繋がるほど危険な欠陥まであったという話も見たので注意した方がいい。

さて、私が購入したKangerTech社のEVODについて少し書いておこう。本体が2本もある他に充電用のアダプタや消耗品の替えのコイルも5個付いてくるので本当に初心者にぴったりな上にお得な商品だと思った。蒸気の元になるリキッドは付いていないので別途購入が必要だが、中国製の変なリキッドが付いてくるよりはよっぽどいい。心配だった蒸気の量だが小さい本体の割には結構な量の蒸気が出る。但し満足かと言われると少し物足りない気もするし、2、3回続けて吸って丁度いいぐらいだと感じた。それとタバコの葉が燃えて発生する煙と電子タバコの蒸気は見た目こそ変わらないが吸い心地は完全に別物なので、吸い応えという面では本物のタバコには遠く及ばない事も正直に書いておこう。但しニコチン入りのリキッドを使えばタバコには及ばないまでもそれなりの吸い応えがあるとの話だ。

どうしてもタバコが止められないならニコチン入りリキッドの電子タバコを吸うのも手だが、国内では規制によりニコチンリキッドを購入出来ないので海外から個人輸入する必要があり入手が面倒なのと、電子タバコでニコチンを摂取し続けた場合は禁煙と呼べるのか非常に疑問でもある。確かにタバコには様々な有害物質が含まれているので同じニコチンを摂取するにも電子タバコの方が害は少なそうだが、それでもニコチン自体が毒である事には変わりない。ニコチン入りの蒸気を吸っていながら禁煙していると言われても私としてかなりの違和感を感じてしまう。

電子タバコで禁煙出来るか?

ニュージーランドのオークランド大学で電子タバコを使った禁煙の調査が行われている。結果だけを端的に書くと禁煙パッチと同等かちょっと高い程度の成功率という結果が出ている。つまりは禁煙に電子タバコは効果的とは言えないという事だが、個人的に面白かったのはニコチン入り電子タバコとニコチン無し電子タバコとでは禁煙成功率が思ったほど変わらなかったという結果だ。結局近年の電子タバコであっても残念ながら禁煙の強力なアイテムにはなりえないという事だが、私としては電子タバコだけで禁煙は無理だとしても使い方次第では禁煙サポートのアイテムになると考えている。そして何より電子タバコは面白い。

近年のVAPEと呼ばれる電子タバコに想像以上にハマったので、別のページで更に電子タバコの世界について書いていきます。

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